2011年03月27日

渾沌の色合い

Black Crusadeの紹介文、2回目です。

Shades of Grey
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"我々は渾沌の為に生き、我々自身の為に死ぬ"
-アンジェリカ ブノア、自由意志同盟 大元帥-

・渾沌の行動規範
 プレイヤーは"Black Crusade"が複雑な動機と共に深みのある、豪快なキャラクターを作成することに適している事を知るだろう。結局のところ、"良い人"がいないのもWarHammer40,000の魅力なのだ。

 勿論、不正や無慈悲な世界を改善しようと努力する孤独なヒーローなどもいる。しかし大きな計画が動く時、そこに高潔で道徳を備えた組織など有りはしない。WarHammer40,000の世界は残酷で、どんな勢力や種族にとっても常に敵に囲まれている、孤独な場所なのだ。 最も良い考えを持つ者でさえ、しばし彼ら自身が生き延びるために自らの理想に妥協する。銀河規模の版図を持つ人類の帝国は最も凶暴で全体主義的な政治形態を持つことで知られている。不死の神なる皇帝、千万無量の工場、そして無数の終わり無き戦争を支える兆を越える民のため、数千人を犠牲にしている。そしてそれが多種族に対する血の粛清を行わせ、人類以外の者に対する正等な憎悪の信条を植えつける素養となるのだ。

 以前まで君は帝国の内部で任務をまっとうしてきた。
異端審問庁のアコライト、ローグトレーダー、あるいはデスウォッチマリーンに関わらず、君は人類の帝国の援護あるいは拘束の中で任務を遂行してきた。君は大変強力な英雄の一人で、この宇宙の片隅に居場所を得たのかもしれない。あるいは君は帝国の忠実な使徒で、 無数の敵から人類が生き延びる為、皇帝の名のもとに必要悪としてその動向を見張ってきたのかもしれない。しかし、任務を行う中で常に君は人類の帝国に管理されてきた。
"Black Crusade"が今、隷属から逃れる機会を与えよう。"Black Crusade"の反逆者として、君は君以外の誰にも頼っていない。本当の自由を味わうことができるのだ。一度はその耐え難い重圧で君を押し潰した組織を破壊し、自由に旅をする事を選ぶだろう。渾沌のもとの自由だ。

・悪魔は細部に宿る
 帝国から見た渾沌の軍勢は恐ろしく、血に飢えている怪物共で、神に忠誠を誓うことを定義付けられている存在だ。ある者たちは髑髏の王コーンのために戦う。血に狂った彼らは出会うもの全てを虐殺する。悪魔の皇子スラーネッシュの奉仕者達は想像し得る恐るべき背徳に溺れる堕落した変質者達だ。気色悪いナーグルの信奉者は腐敗にまみれた生物達で、そこに存在するだけで吐き気に襲われる。最後にティーンチの礼拝者たちは常に破滅的な陰謀を企てている。
 これらの告発は紛れも無い事実であり、彼らの数多い側面の一つである。コーンは血に飢えし神だが、その一方で誇りと名誉をつかさどり、自分自身と最も恐ろしい敵と競ってなお勝利をもぎ取る軍神でもある。
 スラーネッシュは享楽と堕落の神だが、それは単なる現世の快楽を指しているのではない。最高に美味しい料理や美しい絵画、見事な衣服に熱中する時、そこにはスラーネッシュの信奉者の姿があるだろう。重要なことだが、スラーネッシュは完成を司る神なのだ。歌手が美歌の歌い手となるよう努力するのも、また戦士が完璧な戦闘術を探求するのも、スラーネッシュへの献身となることを意味する。
 ナーグルは将来必ず訪れる死と腐敗を司るが転生を司る神でもある。結局、腐敗は生命の循環の一側面でしかないし、それ無しには新しい命が成長することは無いのだ。同様に、ナーグルは忍耐と生存の神でもある。何者かが願う腐敗と堕落の拡散はこの神の信奉者であり、この残酷な宇宙で遭遇する脅威を耐え抜く力を願うも者も同様にナーグルの信者なのだ。
 様々な意味でティーンチは最も理解され、同様に理解されていない暗黒神だ。この神をのことを大多数は運命、計画、陰謀の神と思っており、同様に常に流転するワープを体現する神と思っている。しかし、ティーンチは計画を終わらせることはない(少なくともいつが終わりとなるか認識されない)。彼は計画を立てるだけだ。彼は常に計画を立て、同様に彼の立てた策略のためにそれを潰すのだ。同時に、彼の神は知識と理解力を司る神であり、彼の信奉者はこの不可思議な宇宙を解き明かそうとしている者達だ。

・地獄への道
 あえて言うなら、暗黒神の使徒の動機は禍つ神々の固定観念と同じくらい複雑であり、殺人、破壊、邪悪などという単純な要素に凝縮することなどできない。実際、"Black Crusade"のわずかなキャラクターしか自らの事を"邪悪"と思っていない。渾沌に奉仕する者たちは個人の栄光の為に努力しており、それは個々の理由によりあいまいに定義されている。キャラクターはイデオロギー上渾沌に引き込まれたのかもしれない。それが自然な宇宙観であり、人類の帝国が不自然な状態であると思われるからだ。
 多くの場合、キャラクターの堕落への道は崇高な思いと共に始まる。慈愛に満ちたまま善良な支配者になれると信じているのだ。ある者は渾沌が誘惑していると理解してなお、自らがその汚染を制御できるくらい強いと高慢な思いを抱く。どのような理由であれ、そうして欺かれた者は、気付いた時には結局自らと同種の者達と積極的に対立しているのだ。
 この宇宙にいる異種族たちの方が良いというわけではない。人類の事を害虫より僅かにましとしか見ていない古き異種族、また人類を食物としてしか見ていない愚かな種、あるいは人類の銀河における統治を覇権主義と見なしている新興種族に関わらず、星々に囲まれた人類に友など存在しないのだ。
posted by XIII at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Black Crusade | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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